風化

ふう‐か〔‐クワ〕【風化】

[名](スル)

 地表岩石が、日射空気水・生物などの作用で、しだいに破壊されること。また、その作用

 記憶印象月日とともに薄れていくこと。「戦争体験が風化する」

 徳によって教化すること。

一世の—に関係する有用人となることを得べし」〈中村訳・西国立志編

 「風解(ふうかい)」に同じ。

※https://www.weblio.jp/content/%E9%A2%A8%E5%8C%96より引用

仏壇仏事は負の遺産だと思うのですが?

いいえ、祖先懸命の伝承です。

 

非経済的で面倒で無駄に感じるので、やめてもいいですか?

いいえ、それは宝物を捨てるようなことです。

 

有益性が乏しいと感じるのですが? 

いいえ、その価値観は立場と都合で変わります。

 

私の考え方は正しいと思いますが?

いいえ、無自覚に偏った見方をしています。

 

今で十分満足しているつもりですが?

いいえ、無限に貪り続け苦悩する業にいます。

 

では、どこに真の満足がありますか?

はい、心の世界で達成できます。

 

その世界はどんなところですか?

はい、無限の可能性に目覚めるところです。

 

どうすればその宝を得られますか?

はい、仏より学ぶ他ありません。

 

どうすれば仏に教わることができますか?

はい、祖先が守ってきたお寺や仏壇の前で始まります。

 

遠い昔より、祖先が受け継ぎ守ったその宝財、

捨てますか?

継ぎますか?

 

仏壇と仏事のある人生とない人生、

どっちが本当に豊かですか?

 

「宝山にうまれながら、宝財をしらず、宝財をみず」正法眼蔵

 

作文:釈大信


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